私たちの進め方
スコープは固定、途中の不意打ちなし
曖昧な課題を、固定価格と固定納期に変えるまでの手順。そして、その日付を守るためにお客様にお願いすることをまとめました。
デリバリーの計画の立て方
最初の会話から本番の指標まで、6つの段階。プロジェクトが今どの段階にあり、各段階の終わりに何を受け取るかが常に分かります。
- S01
Study:理解する
技術の話をする前に、話を聴いて背景を整理します。課題は1ページにまとめてお渡しします。
- P02
Plan:計画する
スコープ、フェーズ、受入基準、価格。進むか止めるかを判断していただきます。
- A03
Assemble:作る
進捗が見える短いサイクル。リポジトリは初日から公開します。
- D04
Demonstrate:見せる
本番公開の前に、ご自身の環境で実際の流れを操作していただきます。
- E05
Endorse:検証する
品質とセキュリティのレビューを、基準ごとに実施します。
- S06
Ship & Sense:出して測る
デプロイ、運用ドキュメント、そして成功指標の読み解き。
想定スケジュール
中規模案件の目安です。実際の日付入りスケジュールは、スコープ策定の最後に納品計画としてお渡しします。
- 15日
01 要件整理と技術方針の合意
詳細なスコープ、プロトタイプ、アーキテクチャの決定。
- 6週間
02 開発と連携実装
フロントエンド、バックエンド、API。各サイクルでご確認いただきます。
- 2週間
03 テストと技術検証
自動テスト、結合テスト、エンドツーエンドテスト。
- 1週間
04 ドキュメントと監視
設計・運用ドキュメント、ログ、メトリクス、アラート。
- 最終マイルストーン
05 最終納品と本番公開
コード、アクセス権、本番環境の引き渡しと指標の測定。
各フェーズは重なります。テストは開発と並行して始まります。日程は契約で確定し、変更はお客様からのスコープ変更のご依頼による場合のみです。
判断する前にお渡しするもの
スコープ策定は短期・固定価格で、4つの文書で終わります。進めないと決めた場合でも、それらはお客様のものです。他社に持ち込んでいただいて構いません。
確定したスコープ
作るものの番号付きリストと、作らないものの明示リスト。最後の揉め事を防ぐのは、後者のリストです。
受入基準
各項目について、完了をテスト可能な文で定義します。形容詞も解釈の余地もありません。
デリバリー計画
フェーズ、マイルストーン、日付と、各時点でお渡しするもの。支払いの間隔が、検証可能な納品なしに6週間を超えることはありません。
確定価格
総額、支払条件、スコープ変更の規則。技術的に難しかったという理由で価格は動きません。そのリスクは私たちが負います。
お客様にお願いすること
遅延の最大の原因は技術的な難しさではなく、待ち時間です。納期を確定する前にこれらを洗い出し、担当者と期日を伴う依存関係として扱います。
意思決定と体制
スコープと受入を承認できる決裁者、技術窓口、そして合意された稼働時間。決裁者がいないと、あらゆる疑問が委員会の議題になります。
アクセスと認証情報
クラウドアカウント、リポジトリ、DNSはお客様名義で。インフラはお客様のアカウントに作られ、コードは最初のコミットからお客様のものです。
システムと連携
連携先ごとに、ドキュメント、テスト環境、技術担当者。サンドボックスがなければテストは本番で行うことになり、それは行いません。
データ
検証に足る実データ相当のサンプルと、匿名化の方針。作り物のレコード3件で検証したシステムは、実運用初日に壊れます。
環境とコンプライアンス
インフラ費用の負担者、本番公開前の検証場所、そして個人データの取扱い区分。区分は設計とログの取り方を変えます。
納品後
誰が運用し、アラートがどこに届き、引き継ぎをいつ行うか。誰にも届かないアラートは飾りです。
未確定の項目が計画をどう形づくるか
分類の儀式は行いません。存在するものを軸に納品を並べ替えます。未確定の項目に依存する作業は後ろへ、準備できた作業は前へ。
スケジュールは常に現実を映します。当初の希望ではありません。
お客様にしか用意できないものが欠け、回避もできない場合、該当フェーズは待機し、日付も一緒に動きます。契約に明記済みで、違約金はありません。
創業者が必ず聞くこと
途中で方針を変えたくなったら?
スコープの確定は、凍結とは違います。書面で変更を依頼いただき、2営業日以内に納期と価格への影響をお返しします。選択肢は3つ。受け入れる、まだ着手していない同等の項目と入れ替える、取り下げる。入れ替えに費用はかからず、最もよく使われる方法です。ご返答の前に着手することはありません。
見積もりを外したら?
必ず起きます。それでも価格は動きません。見積もりのリスクは私たちのもので、価格に織り込み済みです。納期に影響が出る場合は、私たちが把握した当日にお伝えします。マイルストーンの前日ではありません。そして遅延を提案する前に、価値の低い項目を削る案をお出しします。選ぶのはお客様です。
コードは本当に自社のものになりますか?
はい。最初のコミットから、お客様のリポジトリとクラウドアカウントの中にあります。私たちの独自部品がシステムに残ることはありません。開発を続けるために私たちは必要ありません。これは意図的です。技術的な依存で顧客を縛る業者は、品質で勝負する必要がなくなるからです。
前提条件が間に合わなかったら?
遅延になった日ではなく、リスクになった日にお伝えします。回避策があれば提案します。たとえば実データの代わりに合成データを使う、といった形です。その回避策が生む手戻りも記録します。ブロッカーで回避策がない場合、フェーズは停止し、日付は同じ分だけ後ろにずれます。
スコープを固めましょうか
30分、無料です。その課題が解く価値のあるものか、ソフトウェアで解くべきものか、そして私たちが適任かが分かります。
