私たちの進め方
スコープを固定し、途中のサプライズなし
曖昧な課題を固定の価格と納期に変える方法、チームの誰が何を担うか、そして各段階でお客様が受け取るもの。
プロジェクトの段階
4つの段階。最初の2つは短く、出口があります。それまでに受け取ったものを失わずに止めることができます。
- 1
お客様との診断
課題をお客様の言葉で理解します。何が滞っていて、それが業務にどれだけのコストをもたらしているか。ご予算は早い段階で伺い、その範囲に収まる提案をします。その課題が解く価値のないものなら、あるいはソフトウェアで解く価値のないものなら、同じ会話の中でお伝えします。課題を1ページにまとめたものをお持ち帰りいただけます。
出口:ここで止めても費用はかかりません。
- 2
固定価格のスコープ策定
事前に価格を合意する15日間の段階で、下記の4つの文書で締めくくります。確定したスコープ、受入基準、デリバリー計画、確定価格です。
出口:先に進まない場合でも、4つの文書はお客様のものです。
- 3
短いサイクルでの実行
4つの文書に署名をいただいてから始めます。短いサイクルで納品し、各納品をお客様に確認していただきます。各マイルストーンは受入報告書で完了し、確認した各基準の証拠を添えます。価格が技術的な難しさで変わることはありません。変わるのは、お客様からスコープ変更のご依頼があった場合だけです。
- 4
本番公開と保証
システムの本番稼働、運用ドキュメント、計測中の指標。その後に30日間の保証期間があります。納品したスコープ内の不具合、つまり受入基準と異なる動作は、無償で修正します。
判断する前にお渡しするもの
スコープ策定は15日間・固定価格で、4つの文書で終わります。進めないと決めた場合でも、それらはお客様のものです。他社に持ち込んでいただいて構いません。
確定したスコープ
作るものの番号付きリストと、作らないものの明示リスト。最後の揉め事を防ぐのは、後者のリストです。
受入基準
各項目について、完了をテスト可能な文で定義します。形容詞も解釈の余地もありません。
デリバリー計画
フェーズ、マイルストーン、日付と、各時点でお渡しするもの。支払いの間隔が、検証可能な納品なしに6週間を超えることはありません。
確定価格
総額、支払条件、スコープ変更の規則。技術的に難しかったという理由で価格は動きません。そのリスクは私たちが負います。
誰が何をするか
私たちは連携して責任を分担し、全員でシステムを一緒に考えます。各領域には担当者がいて、窓口担当が最初のご連絡からアフターフォローまでお客様のプロジェクトに伴走します。
テックリード
診断とスコープ策定を進め、計画を組み立て、レビューし、マージを判断します。プロジェクトについてお客様に責任を負います。
アーキテクチャとデータ
ソリューションの設計、データと機械学習のアーキテクチャ。
フロントエンドとデザイン
デザインシステム、プロトタイプ、画面。
バックエンドと連携
API、他システムとの連携、データフロー。
AI
AIを使った機能を、モデルからプロダクトまで。
インフラ、DevOps、セキュリティ
インフラ、パイプライン、オブザーバビリティ、セキュリティ。
進行のリズムと記録
プロジェクト期間中にお受け取りいただくもの。お尋ねいただかなくても、今どこまで進んでいるかが分かります。
月次報告
毎月1ページ。計画のどれだけが納品されたか、リスク、そして私たちがお客様に必要としていること。
スコープ変更
書面でご依頼いただくと、2営業日以内に納期と価格への影響をお返しします。判断するのはお客様で、ご返答の前に作り始めることはありません。
マイルストーン受入
各マイルストーンは、確認した受入基準ごとの証拠を示す報告書で完了します。お支払いは受入済みのマイルストーンに沿って行われます。
引き継ぎ
本番公開時に、お客様のチームへ運用ランブック、ドキュメント、引き継ぎセッションをお渡しします。
コードとクラウドは、最初のコミットからお客様のものです。当社独自の部品がお客様のシステムに残ることはありません。
想定スケジュール
中規模案件の目安です。実際の日付入りスケジュールは、スコープ策定の最後に納品計画としてお渡しします。
- 15日
01 要件整理と技術方針の合意
詳細なスコープ、プロトタイプ、アーキテクチャの決定。
- 6週間
02 開発と連携実装
フロントエンド、バックエンド、API。各サイクルでご確認いただきます。
- 2週間
03 テストと技術検証
自動テスト、結合テスト、エンドツーエンドテスト。
- 1週間
04 ドキュメントと監視
設計・運用ドキュメント、ログ、メトリクス、アラート。
- 最終マイルストーン
05 最終納品と本番公開
コード、アクセス権、本番環境の引き渡しと指標の測定。
各フェーズは重なります。テストは開発と並行して始まります。日程は契約で確定し、変更はお客様からのスコープ変更のご依頼による場合のみです。
お客様にお願いすること
遅延の最大の原因は技術的な難しさではなく、待ち時間です。納期を確定する前にこれらを洗い出し、担当者と期日を伴う依存関係として扱います。
意思決定と体制
スコープと受入を承認できる決裁者、技術窓口、そして合意された稼働時間。決裁者がいないと、あらゆる疑問が委員会の議題になります。
アクセスと認証情報
クラウドアカウント、リポジトリ、DNSはお客様名義で。インフラはお客様のアカウントに作られ、コードは最初のコミットからお客様のものです。
システムと連携
連携先ごとに、ドキュメント、テスト環境、技術担当者。サンドボックスがなければテストは本番で行うことになり、それは行いません。
データ
検証に足る実データ相当のサンプルと、匿名化の方針。作り物のレコード3件で検証したシステムは、実運用初日に壊れます。
環境とコンプライアンス
インフラ費用の負担者、本番公開前の検証場所、そして個人データの取扱い区分。区分は設計とログの取り方を変えます。
納品後
誰が運用し、アラートがどこに届き、引き継ぎをいつ行うか。誰にも届かないアラートは飾りです。
未確定の項目が計画をどう形づくるか
分類の儀式は行いません。存在するものを軸に納品を並べ替えます。未確定の項目に依存する作業は後ろへ、準備できた作業は前へ。
スケジュールは常に現実を映します。当初の希望ではありません。
お客様にしか用意できないものが欠け、回避もできない場合、該当フェーズは待機し、日付も一緒に動きます。契約に明記済みで、違約金はありません。
創業者が必ず聞くこと
途中で方針を変えたくなったら?
スコープの確定は、凍結とは違います。書面で変更を依頼いただき、2営業日以内に納期と価格への影響をお返しします。選択肢は3つ。受け入れる、まだ着手していない同等の項目と入れ替える、取り下げる。入れ替えに費用はかからず、最もよく使われる方法です。ご返答の前に着手することはありません。
見積もりを外したら?
必ず起きます。それでも価格は動きません。見積もりのリスクは私たちのもので、価格に織り込み済みです。納期に影響が出る場合は、私たちが把握した当日にお伝えします。マイルストーンの前日ではありません。そして遅延を提案する前に、価値の低い項目を削る案をお出しします。選ぶのはお客様です。
コードは本当に自社のものになりますか?
はい。最初のコミットから、お客様のリポジトリとクラウドアカウントの中にあります。私たちの独自部品がシステムに残ることはありません。開発を続けるために私たちは必要ありません。これは意図的です。技術的な依存で顧客を縛る業者は、品質で勝負する必要がなくなるからです。
前提条件が間に合わなかったら?
遅延になった日ではなく、リスクになった日にお伝えします。回避策があれば提案します。たとえば実データの代わりに合成データを使う、といった形です。その回避策が生む手戻りも記録します。ブロッカーで回避策がない場合、フェーズは停止し、日付は同じ分だけ後ろにずれます。
コードを書くのにAIを使っていますよね。誰が責任を持つのですか?
私たちです。AIは開発者のツールであり、結果を確認できるところで使います。すべての変更はマージ前にレビューを通り、プロジェクトにはテックリードが責任を持ちます。
プロジェクトが予定どおり進んでいるか、どうすれば分かりますか?
毎月、1ページの報告書をお届けします。計画のどれだけが納品されたか、リスク、そして私たちがお客様に必要としていること。各マイルストーンは受入基準ごとの証拠をもって完了し、報告書に載る数字は推定ではなく、すべて計測したものです。
本番公開の後はどうなりますか?
30日間、納品したスコープ内の不具合は無償で修正します。不具合とは受入基準と異なる動作のことで、新しい機能は新しいスコープとして変更手続きに従います。お客様のチームには、当社に頼らずにシステムを運用するためのランブックとドキュメントをお渡しします。
スコープを固めましょうか
30分、無料です。その課題が解く価値のあるものか、ソフトウェアで解くべきものか、そして私たちが適任かが分かります。
